
海南市下津のカフェ kamogo(カモゴ)
和歌山県海南市下津町。国道42号線を走っているとふと目に入る、趣のある建物。今回は、元農協の建物をリノベーションして生まれた人気カフェ「kamogo(カモゴ)」をご紹介します。
レトロな雰囲気の中でいただく身体に優しいランチや、テイクアウトでも大人気のドーナツ。週末のドライブや、電車でのんびり訪れるのにもぴったりなこの場所の魅力をレビューしていきます。
海南市下津町、JR加茂郷駅のすぐ近くに位置する「kamogo」は、2019年10月にオープンしました。
この建物、実はもともと「JAながみね下津支所(旧名愚支所)」として使われていた場所です。長年地域の人々に親しまれ、生活の拠点となっていた農協のビルが、役目を終えた後に新たな息吹を吹き込まれました。
店内の雰囲気

「古いものを壊して新しくする」のではなく、「あるものを活かして新しい価値を作る」というリノベーションの理念のもと、地元の有志やオーナーの想いが重なり合って誕生したのがこのカフェです。
店名の「kamogo」はもちろん、最寄り駅である「加茂郷(かもごう)」という地名から名付けられています。かつて農協がそうであったように、再びこの場所が地域の人々や遠方からの訪問者が集うコミュニティの場になってほしい、そんな願いが込められているように感じます。オープン以来、そのスタイリッシュな外観と居心地の良さから、SNSや口コミで評判が広がり、現在では県外からもファンが訪れる人気スポットとして定着しています。

一歩足を踏み入れると、そこには「懐かしさ」と「新しさ」が絶妙に同居する不思議な空間が広がっています。
コンクリートと木の調和
店内は、かつての事務所の面影を残すコンクリート打ちっぱなしの壁や天井が、無骨ながらもクールな印象を与えます。一方で、テーブルや椅子には温かみのある木材や、少しレトロなデザインの家具が使われており、無機質な空間に柔らかさをプラスしています。天井が高いため開放感があり、大きな窓から差し込む自然光が店内を明るく照らします。
必見!「金庫室」の個室
kamogoの内観で最も特徴的で、多くの来訪者が驚くのが「金庫室」の存在です。 元々が農協(金融機関)であったため、店内には当時の頑丈な大金庫がそのまま残されています。分厚い重厚な扉の向こう側は、なんと現在、小部屋(ギャラリースペースや客席として利用されることも)として活用されているのです。「金庫の中でお茶をする」という非日常的な体験ができるのも、このリノベーションカフェならではの醍醐味です。
座席は、窓際のカウンター席や、ゆったり座れるテーブル席、ソファ席などが配置されています。お一人様で読書を楽しむのも、友人や家族と会話を楽しむのも、どちらのシチュエーションにもマッチする懐の深い空間です。
カフェメニュー
kamogoのメニューは、地元の食材をふんだんに使い、手作りにこだわったラインナップが魅力です。ランチタイムとカフェタイム、どちらも楽しめる構成になっています。
以下は主なメニューの一例と価格帯です。(※価格は変動する場合があるため、目安としてご覧ください)
ドーナツ・スイーツ
-
kamogoドーナツ(プレーン):150円〜180円
-
きなこドーナツ:180円〜200円
-
シナモンシュガードーナツ:180円〜200円
-
本日のケーキ(チーズケーキなど):500円〜600円
ドリンク
-
ハンドドリップコーヒー:450円〜550円
-
カフェラテ:500円〜600円
-
自家製ジンジャーエール:500円〜600円
-
季節のフルーツジュース(みかん等):500円〜600円
ランチとセットでドリンクやミニドーナツを注文すると、少しお得になるセット価格も用意されていることが多いです。

スポンサーリンク
注文メニュー
コーヒー
kamogoで提供されるコーヒーは、注文を受けてから一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れられます。 カウンター越しに漂う豊かな香りは、コーヒー好きにはたまりません。豆本来の酸味と苦味のバランスが絶妙で、雑味が少なく、すっきりとした後味が特徴です。

カフェラテ
濃厚なエスプレッソに、きめ細かくスチームされたミルクがたっぷりと注がれています。口当たりは驚くほどまろやかで、ミルクの自然な甘みがエスプレッソのコクを優しく包み込みます。 運が良ければ、バリスタによる美しいラテアートが施されていることも。カップに描かれたハートやリーフの模様は、飲むのがもったいないほどの可愛らしさで、旅の思い出の一枚として写真を撮るのにもぴったりです。

ドーナツ
kamogoの代名詞とも言えるドーナツは、生地にお豆腐(またはおから・豆乳)が練り込まれているのが特徴です。 一口かじると、外側は「サクッ」と軽やかな食感、そして内側は驚くほど「モチモチ・しっとり」としています。一般的なイーストドーナツのような油っこさが少なく、大豆由来の優しい甘みが口いっぱいに広がります。

甘すぎないので、コーヒーとの相性が抜群なのはもちろん、お子様やご年配の方でも一つペロリと食べられてしまう軽さです。「きなこ」や「シナモン」などフレーバーも豊富ですが、まずは生地の美味しさがダイレクトに伝わる「プレーン」をぜひ試してみてください。テイクアウトでお土産にする常連さんが多いのも納得の味です。

店内販売コーナー
kamogoの魅力は、カフェでの飲食だけにとどまりません。 店内の一角には、オーナーやスタッフが厳選した「地元・下津町のおいしいもの」が並ぶ物販コーナーが設けられています。ここはまるで、地域の逸品が集まる小さな道の駅のよう。

栢木(かしたぎ)豆腐店のお豆腐
物販コーナーで最も注目したいのが、地元・下津町で愛され続けている老舗「栢木(かしたぎ)豆腐店」の商品です。
実は、kamogoの大人気メニュー「お豆腐ドーナツ」に使われている豆乳やお豆腐は、この栢木豆腐店のものを使用しています。そのご縁もあり、店頭では新鮮なお豆腐や、ふっくらとした厚揚げ、豆乳などが販売されています。 昔ながらの製法で作られたお豆腐は、大豆の風味が濃厚で「冷奴で食べると違いがわかる」と評判です。ドーナツでその美味しさに感動した方が、「家でも食べたい」と購入して帰られる姿もよく見られます。

スーパーではなかなか手に入らない地元の本格的なお豆腐は、ご自宅用にはもちろん、健康志向の方へのお土産としても喜ばれること間違いありません。
予約について
予約は電話で可能な場合がありますので、まずはお問い合わせください。
駐車場とアクセス
駐車場
車で訪れる方が多い和歌山エリアにおいて、駐車場の情報は非常に重要です。 kamogoには、店舗のすぐ近くに専用駐車場が用意されています。
-
場所:店舗の建物の横(または道を挟んだ向かい側のスペースなど、現地に案内看板あり)
-
台数:約8台〜10台程度
ただし、週末のカフェタイム(14~15時前後)は満車になることが多いです。人気店のため、グループで来店される際は、可能な限り「乗り合わせ」で向かうことを強くおすすめします。 もし駐車場が一杯の場合は、お店の方に声をかけて指示を仰ぐのがスムーズです。近隣は住宅や商店があるため、無断駐車や路上駐車は絶対に避けましょう。

アクセス
kamogoへのアクセスは、車でも電車でも非常に良好です。国道42号線から少し入った場所にあるため、初めての方でも比較的迷わずにたどり着けます。
車でアクセスする場合
大阪方面や和歌山市内、あるいは南紀方面から高速道路を利用する場合の目安です。
-
阪和自動車道「海南IC」から
-
国道42号線を南(有田・御坊方面)へ走り、車で約15分〜20分。
-
-
阪和自動車道「有田IC」から
-
国道42号線を北(海南・和歌山方面)へ走り、車で約15分〜20分。
-
下津エリアに入り、JR加茂郷駅を目指して進むと、駅の近くに特徴的なグレーの建物(kamogo)が見えてきます。
電車でアクセスする場合
JRきのくに線(紀勢本線)JR加茂郷駅から徒歩約12〜15分
スポンサーリンク
お店の詳細
| 名称 | KAMOGO(カモゴ) |
|---|---|
| Name | KAMOGO |
| 住所 | 〒649-0111 和歌山県海南市下津町方372-1 |
| Adress | 372-1 Ho, Shimotsu-cho, Kainan-shi, Wakayama, Japan 649-0111 |
| 電話番号 | 073-488-6925 |
| 定休日 | 火曜日・水曜日 |
| 営業時間 | 10:00~18:00(L.O.17:30) ※営業日・時間は変更になる可能性があるためSNSを確認推奨 |
| 席数 | 約30〜40席(テーブル席・ソファ席・カウンター席・テラス席など) |
| ホームページ | |
| フェイスブック | |
| インスタグラム | 公式インスタグラム |
| X(旧ツイッター) | |
| 駐車場 | あり(店舗前・横などに約10台分) |
| 交通アクセス | ■車 阪和自動車道 海南ICから約15分 (または有田ICから約20分) ■電車 |
| 支払い方法 | 現金 |
| 予約 | 可(電話にて問い合わせ推奨) |
| 備考 | テイクアウト可(ドーナツ・ドリンク)・元農協リノベーション物件 |
※上記内容は訪問時の情報になります。変更になっている場合がありますので、電話、HP、SNS等で確認してください。

