本記事にはPRが含まれています

【2025年】紀三井寺 桜の名所 ケーブルカーと料金 駐車場情報 和歌山市

紀三井寺 桜の名所

紀三井寺について

紀三井寺は和歌山県和歌山市にある有名なお寺で、西国三十三所観音霊場の第二番札所です。桜の名所としても有名で、「日本さくら名所100選」に選ばれています。境内には約500本の桜が植えられ、春には美しい景観を楽しめます。

紀三井寺 桜の名所

紀三井寺の読み方は「きみいでら」。770年(宝亀元年)に唐僧・為光(いこう)上人によって開かれた真言宗の寺院です。正式名称は「紀三井山金剛宝寺護国院(きみいさん こんごうほうじ ごこくいん)」。名前の由来は、境内に湧く三つの霊水(吉祥水、清浄水、楊柳水)にちなんでいます。古くから「厄除け観音」として信仰を集めてきました。

本記事では桜の見頃時期や見どころ、新設されたケーブルカーとその料金、参拝料金(拝観料金)、駐車場、アクセス方法や混雑状況、ペット同伴の可否などを写真をたくさん掲載して詳しく紹介しています。

参道とカフェ

紀三井寺の参道には多くのお店があります。地元のお土産物や生鮮品が並んでいます。

紀三井寺 参道

中でもひときわ目立っていたのは、2024年4月23日にオープンした「GOLD COFFEE(ゴールドコーヒー)」はサイフォンコーヒーと自家製マラサダが人気のハワイアンな食事も楽しめるカフェです。こちらはハワイアンカフェ「ワコースムージー」の喫茶部門が移転して改名したお店です。

楼門

紀三井寺

楼門(ろうもん)は室町時代に建立された国の重要文化財です。満開の桜と朱塗りの楼門が一緒に映える光景は、写真映えするスポットとしても人気です。

紀三井寺 楼門

徒歩参拝料金は無料

以前は上の写真のところにゲートがあり、参拝料を支払っていましたが、現在は徒歩参拝者は無料となっています。

石段と桜のトンネル

紀三井寺の本堂へと続く231段の急な石段は、桜の季節になるとまるで「桜のトンネル」のようになります。この石段を登ると、満開の桜とともに和歌山市内や紀淡海峡を見渡せる絶景が待っています。

紀三井寺 石段

この231段はいつもかなりきついのですが、ほとんどの方が徒歩で参拝されていました。

ケーブルカー(有料)

2022年4月5日に紀三井寺の楼門から仏殿下までのケーブルカーが運行を開始されました。ケーブルカーは車イスの方や、境内の急な石段を登るのが難しい方や、楽に本堂へ行きたい方におすすめです。

紀三井寺 ケーブルカー 山麓駅

下の写真が山上駅です。こちらには係員がいない場合がありますので、下りも乗りたい方は下の山麓駅で下りの料金も支払っておくのがオススメです。

紀三井寺 ケーブルカー 山上駅

ケーブルカー運行時間

ケーブル運行時間:8:30から16:30まで

ケーブルカー料金

ケーブルカーの料金は以下のとおりです。徒歩参拝の場合は無料ですが、ケーブルカーの場合は参拝料金も別途必要になりますので、ご注意ください。

紀三井寺 ケーブルカー 料金 参拝料金

  上り 下り
大人(一般参拝者) 600円(参拝料400円) 200円
小・中学生と70歳以上 300円(参拝料200円) 100円
車イスの方本人と介助者1名 無料 無料
障がい者本人 200円 200円
障がい者のうち小中学生と70歳以上 100円 100円

※ 幼児(未就学児)は無料
※ 障がい者割引あり(障がい者手帳提示)

本堂

紀三井寺は、770年(宝亀元年)に唐僧・為光(いこう)上人によって開かれました。本堂は戦国時代に再建され、その後も修復が繰り返されて現在に至っています。

紀三井寺 本堂

本堂の両脇に桜が咲き誇り、本堂がほとんど見えなくなっています。桜の花や葉っぱが散っている冬場は本堂も見えやすいのですが、ちょっと物寂しくなります。

紀三井寺 本堂

訪れたのが4月初旬でしたが、満開の桜を目当てにたくさんの参拝客がおられました。

紀三井寺からの絶景

紀三井寺の桜の見どころとしては、山上駐車場とつながっているエレベーターの周辺からの景色です。それが下の写真になります。

紀三井寺 景色 桜

境内から西方面には紀淡海峡、和歌浦の海が広がっていて、下には桜が咲き誇りまさに絶景です。

紀三井寺 景色

桜の見頃時期

紀三井寺の桜は「早咲きの桜」として知られており、和歌山県内で最も早く開花するスポットの一つです。例年、3月下旬から4月初旬にかけて見頃の時期を迎え、関西地方の他の桜の名所よりも一足早くお花見を楽しむことができます。

紀三井寺 桜の花

毎年、紀三井寺の公式サイトや和歌山県の観光情報サイトで桜の「開花宣言」が発表されるので、事前にチェックしておくと良いでしょう。

主な桜の種類

  • ソメイヨシノ:一般的な桜で境内の大部分を占めています
  • カワヅザクラ(河津桜):早咲きで濃いピンク色が特徴
  • シダレザクラ(枝垂れ桜):しなやかに垂れ下がる美しい桜
  • ヤマザクラ(山桜):葉と花が同時に開く日本原種の桜

夜桜のライトアップも楽しめる

紀三井寺では、桜のシーズンに「観桜(かんおう)期間」が設けられ、夜間ライトアップが行われます。昼間とは異なる幻想的な雰囲気の夜桜も見逃せませんね。

ライトアップ時間:18:00〜22:00頃(※開花状況により変更あり)

駐車場とアクセス

山上駐車場(700円)

急な階段を上るのが難しい方や、障がい者の方の場合、山頂の山上駐車場を利用することができます。約20台ほどが停められるようになっています(バイク不可)。料金は1台700円で、利用時間は2時間となっています。2020年には山上駐車場から本堂までの石段約60段分の高さのエレベーターが整備され、本堂までスムーズに行けるようになりました。

紀三井寺 山上駐車場

上の写真にも書いてありますが、ペット同伴不可(犬連れ不可)となっています。もちろん禁煙です。

北門前駐車場(300円)

紀三井寺の一般参拝者の駐車場はこちらになります。約30台とめられますが、初詣シーズンや桜のお花見シーズン、紅葉シーズンは混雑し満車になってしまうこともありますので、その場合は下記の近隣のコインパーキングを利用してください。料金は300円で、利用時間は2時間となっています(バイクは1回150円)。入庫時間は8~16時まで。

場所が分かりにくく、周辺に目印となるものがないので、下記のマップを見てアクセスしてください。駐車場の名前は「紀三井寺 参拝者専用駐車場」です。

近隣のコインパーキング

モスバーガー、紀三井寺ガーデンホテルはやしの交差点から紀三井寺方面に入ってくると、お寺の近隣には有料駐車場がたくさんあります。コインパーキングは平日で30分100円、休日で200円程度のところが多いです。紀三井寺に近いほど、料金が高くなっています。

紀三井寺 近隣駐車場

桜のシーズンは近い駐車場はどこも満車でした。

紀三井寺 近隣駐車場

アクセス

車でのアクセスは大阪方面からだと、阪和自動車道 和歌山南スマートICから車で約15分、田辺方面からだと、阪和自動車道 海南ICから車で約20分程度です。電車の場合は JRきのくに線 紀三井寺駅から徒歩で約10分になります。

お寺の詳細情報

名称 紀三井寺(きみいでら)
Name Kimiidera
住所 〒641-0012 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
Adress 1201 Kimiidera, Wakayama City, Wakayama Prefecture, 641-0012, Japan
電話番号 073-444-1002
定休日 なし
拝観時間 8:00~17:00(御朱印受付)
拝観料金 ■徒歩:無料
■ケーブルカー:大人400円・中学生まで200円
ホームページ 公式ホームページ
フェイスブック 公式フェイスブック
インスタグラム 公式インスタグラム
X(旧ツイッター)  
駐車場 北門前駐車場:300円
山上駐車場:700円(約20台)
交通アクセス ■車
阪和自動車道 和歌山南スマートICから車で約15分
阪和自動車道 海南ICから車で約20分

■電車
JRきのくに線 紀三井寺駅から徒歩で約10分

備考 ペット同伴不可、車イス参拝可

※上記内容は訪問時の情報になります。変更になっている場合がありますので、電話、HP等で確認してください。

Google Map

タイトルとURLをコピーしました